11月のご案内【店休日】【35周年】

11月の【店休日】

ふぐの季節、秋らしい気候になってきましたね。

11月は無休で営業いたします。

【開店35周年】11月も実施いたします。

10月より引き続き、【博多ぼて 開店35周年】キャンペーンをいたします。

初めて、ふぐの白子を食べられた方はもちろん

今まで、なんとなく【ふく白子さし】を食べなかった常連様などに

大変喜ばれて、嬉しい限りです。

期間中ご来店のお客様にオリジナル手拭いプレゼント中

数に限りが有りますので、お早めにご来店下さい。

豆知識:ふぐの名前

【ふぐ】名前の由来

日本では、縄文時代の貝塚などから多数のふぐの骨などが出土している

事から、数千年以前からふぐを食べていたことになります。

ふぐらしい魚の記録は、『日本書紀』などに記述されており。

はっきりと記録として、ふぐが記されているのは平安時代に編纂された

日本最古の本草書(薬物辞典)『本草和名』に【和名布久】と記されたのが

初めとみられます。

その他には『和名類聚抄』に【和名布久(ふく)、布久閉(ふくへ)】とあり

ふぐの呼称並びに性質などが記されている。

また【布久(ふく)】の当て字は、ふぐを料理する際にふぐの身を布に巻いて

一晩置いて料理したことに由来する説が有力。

古代より日本で食用されたふぐですが、その毒の有る性質上あまり広くは

食されないようでした。

しかし江戸時代に入り、その毒性により取締りなど厳しいなか、大衆文化として

ふぐ食が広まり【ふく・ふぐ・ふくへ・ふくべ・ふくとう】などと呼ばれ、地方により

若干ことなる事がある。

現代に至り、江戸時代より関東地方で広く使われた【ふぐ】が現在の

一般的な和名として使われている。

ふぐの様々な呼び名

地方によりふぐの呼び名が異なる事があり、いくつか例を紹介します。

下関、福岡:ふく

『ふぐ』は「不具」「不遇」に通じて縁起が悪い。しかし『ふく』であれば

「福」につながり縁起がよいため。

関西(大阪を中心):てっさ、てっちり

ふぐの持つ毒で当ると、命にかかわる事を転じて『鉄砲』、これを

刺身と合わせ短く呼び『てっさ』となる。

島原(長崎県):がんば

『がんば』とは島原地方の方言で「棺おけを」の意味で、ふぐを食べる時に

棺おけを用意する覚悟で食べたのでしょう。『がんば料理』と呼ばれます。

まだまだ地方により呼び名が有ると思いますので、コメントで教えて

いただけると嬉しいです。



ふぐの香ばしい香り【ふくたたき】

ふくたたき・・・ 3,200円

ふぐの身を炙ったのち、冷やし【ふく刺し】よりも

少し厚めに造ります。

同じく盛り付けた、薬味などと共にお召し上がり下さい。

炙ったふぐの香ばしい香りが食欲をそそる

贅沢な一品です。

お蔭様で、35周年

ふく料理専門 博多ぼて 35周年

ふぐの専門店として、福岡市春吉に昭和51年11月開店いたしました。

お客様に支えられまして、美味しい【ふく料理】を提供しております。

つきましては、平成23年10月より感謝キャンペーンを実施いたします。

35周年感謝キャンペーン

【博多ぼて】創業以来の人気メニュー

ふく白子さし      ・・・ 50%off価格 1,950

ふく白子さし(ハーフ)・・・ 50%off価格 1,050

の感謝価格にてご提供いたします。

キャンペーンに伴い【ふく白子さし】の入った人気コース

ぼてコース・・・  感謝価格 12,350

に変更いたします。

期間:H23年10月1日~11月末

となります、期間中はお早目の御予約お待ちしております。

また期間中ご来店のお客様に、記念品として

オリジナル手ぬぐい、ふく南蛮漬けをご用意

数に限りが有りますので、品切れの際はご容赦下さい。

お客様に喜んでいただける様に、日々精進致しますので

今後ともよろしくお願い致します。

ふく料理専門 博多ぼて 店長:嶋田

豆知識:ふぐ毒の話

ふぐ毒【テトロドトキシン】

ふぐは一般的に、高価、旨い、ヘルシーと共に強い毒性を持つ魚

のイメージが有ると思います。

ふぐ毒の科学的な研究は、ふぐを最も食していた日本で明治頃から始まり

明治42年、田原良純博士により世界で始めて毒成分が抽出され、フグの

学名であるテトラオドンと毒素を意味するトキシンに由来して、テトロドトキシン

と命名されました。

ふぐ毒の構造は非常に複雑で、なかなか解明されませんでしたが今日では

化学式:C11H17N3O8

で表されます。

ふぐの毒性

テトロドトキシンは神経毒で、ふぐ毒摂取による主な症状は

手足や全身の運動神経、血管や呼吸運動神経、知覚神経などを

麻痺させます。

したがってふぐによる食中毒は、まず手足などの痺れから始まり後に全身麻痺を

伴って、最悪の場合呼吸困難に陥り死に至ります。

重症から生還された方の話を本などで読む限り、後半はすさまじく苦しい

という事なので体験したくは無いものです。

ふぐの毒力は、ふぐの種類や部位により違いますが青酸カリの数百倍もの強い

毒力を持ち、大型のトラフグの肝臓でおよそ三十数人を死亡させる程です。

テトロドトキシンは、無味・無臭で水によく溶けるがアルコールには溶けにくい。

また熱に対する抵抗力も強く、無毒化することは非常に困難である。

解毒方法

特効薬や特異療法などが存在しないため、解毒方法は見つかってません

万が一ふぐによる食中毒にかかった場合、一刻も早く設備の整った病院に

行くことが大切です。応急処置としては、消化が進む前に自ら吐き出す

ようにしましょう。

ふぐの毒には、このような特性が有りますのでふぐ料理を

召し上がる際には、熟練の技術者がいる専門店にお越し下さい。


10月のご案内【店休日】【開店35周年】

10月の【店休日】

秋の彼岸も過ぎ、ふぐの季節を迎えようとしています。

店休日

2 ()

10()

10日以降は休み無しで営業いたします。

ふぐの専門店として、開店35周年

【博多ぼて】はお蔭様で、開店35周年を迎えることとなりました。

これもひとえに、お客様のご愛顧の賜物と深く感謝致しております。

つきましては、感謝の気持ちをこめまして、人気の看板メニュー

【ふく白子さし】を半額の感謝価格にてご提供いたします。

ふく白子さし・・・   1,950

これに伴いまして、【ふく白子さし】が入った人気コース

【ぼてコース】も感謝価格になります。

ぼてコース・・・   12,350

期間:10月1日~11月末頃

期間中たくさんのお客様に味わっていただく為に、感謝価格適用を

お一人様一皿と致します。ご了承ください。

9月末まで好評の【冷やしふく】やってます。

まだ未体験のお客様はお早めにご来店下さい。

日本酒【萬代ひやおろし】入荷しました。

【ひやおろし】の季節になりました。

【ひやおろし】とは

貯蔵しているタンク内の日本酒の温度と外気温とが同じぐらいになった

秋頃に出荷される酒のこと。

昔の酒は一般に、春先に火入れを行なって貯蔵し、秋になってから

火入れをせずに樽詰めで出荷された。つまり、出荷前の火入れをしていない

という意味で、この名が付けられたという。

ひと夏熟成させることで新酒の荒々しさが消え、丸みのある酒質になります。

このように、夏を越すことで酒質が向上する酒を『秋上がり』『秋晴れ』

とも呼びます。

【萬代ひやおろし】

スッキリした旨みが残る印象のお酒です。

数量限定ですので、お早めに

グラス・・・650円

【博多ぼて】35周年のご案内

ふぐの専門店として35周年

おかげさまで、福岡・博多に開店し35周年を迎える事になりました。

これもひとえに皆様方のご支援、ご愛顧の賜物と深く感謝いたしております。

つきましては、感謝の気持ちをこめて、看板目に言うの【ふく白子さし】を

半額にてご提供致します。

是非この機会にご来店頂きますのを、従業員一同心よりお待ち申し上げます。

35周年感謝価格

ふく白子さし・・・   3900円 → 50%off 1950

ふく白子さしハーフ・・・  2100円 →  50%off  1050

期間

H23.10.1~H23.11.30まで

*数に限りがございますので、お早めに御予約下さい。

ふくを釣り上げた恵比寿様も皆様をお待ちしております。

ふぐと言えば【ふくちり】

ふくちり・・・3200円

一人前(骨付きふく身2、ふくシャブシャブ2、野菜)

*写真は【ぼてコース】一人前

関西では【てっちり】と呼ばれる、ふぐ料理の代名詞です。

ふくちりの美味しい食べ方

  • 鍋が沸騰するまで待ち、昆布を取り出す
  • まず、骨付きふぐ身、豆腐を鍋に入れます。
  • 次に、ふぐシャブシャブ、鍋の中を5~7秒ほどくぐらせ
  • 手作りポン酢につけて、プリプリの食感が楽しめます。
  • 後は、野菜などを入れながら始めに入れた、ふぐを召し上がれ(煮えすぎ注意)
  • 最後に、餅を入れて食べ終われば、〆に雑炊が待ってます。

色々書きましたが、楽しくみんなで鍋を囲む事が一番旨いと思います。

当店では、ふぐコラーゲンを入れる事ができます。

ふぐコラーゲンとは、ふぐ皮を煮詰めて冷し固めた物です。

ふぐは低脂肪・コラーゲンたっぷりの魚で、女性にオススメ

【月刊ふくおか経済】別冊折込誌に掲載

以前投稿した、ふぐ刺し長皿【水しぶき】の記事が掲載されました。

記事は、福岡経済の”今”を伝える月刊地域経済誌【ふくおか経済】の最新9月号内

別冊折込誌【エスプレッソ vol.8】に掲載されております。

職人が交わす、皿上の対話

と題した記事は、長皿を製作した原田さんの紹介と、店長・嶋田昌泰が魅力的な長皿に

ふぐ刺しを盛り込むまでの様子を掲載して頂いてます。

詳しい内容は【エスプレッソ vol.8】をご覧下さい。

今回は、自分のふぐ料理に対する意識の向上と共に、有田の職人技を感じることが

出来て勉強になりました。